Tricker'sと妻を愛する理由
このブログを読んでくれている数少ない皆様へ。こんばんは。今週は大流行中のインフルエンザに感染してしまい、全く動けませんでした( ゚Д゚)
熱が39.8℃(!!!)まで上がり、体を少しでも動かすと全身に関節痛が・・・。これが本当に痛くて動けない。
また、熱が下がった後も関節痛の症状だけは残っており、病院と風呂トイレ以外の時間は3日間ベッドに寝たままになるという、まさに要介護状態になっていたのであります。
こんな時に支えてくれる妻に心から感謝しております。
・水だけで構わないと言ったけれど、スポーツドリンクをわざわざ買ってきてくれたり
・ご飯は別に要らないと伝えてもそれでは薬が飲めないからと、お茶漬け(私の大好物)を一日3回運んできてくれたり
・私が寝た様子を確認したあと、『洗濯物ぐらい取り込んでくんね~かなぁ~・・・』なんていう声が聞こえてきたり
・子供達が部屋にお見舞いに入ろうとすると『ダメっ、汚いし臭いしばい菌がうつるよ!!』と子供達を守ってくれたり
老後ってこんな感じなのかな~と、あまりの幸せに涙が溢れそうでした。
そんな今日は、靴の中での私の嫁的な存在、Tricker'sについて書かせていただければと思っています。
これまで散々高い物は買えないだとか、REGALが最強だと言ってきました。価格が安くても長く使えて見栄えの良い物って最高ですよね。
同じように、価格が高くてもそれ以上に良い物もやっぱり最高なのです。
こちらのグレインレザーのキャップトゥはもう購入してから5年くらい経ちますが、型/レザーの質感/ソールの減りに至るまで、購入時と比べてほとんど遜色がありません。
レザーというのは経年変化を楽しみ、どんどん自分の色に変わっていくのが醍醐味という楽しみ方ももちろんありますが、私はこちらの靴は主にカジュアルに合わせる休日の靴です。
なのでよく聞く言い方に変えれば『スニーカー感覚』という感じでしょうか。でも本当にそんな感じです。
一般的に雨に弱いレザーシューズとは打って変わって質剛健なレザーで、手入れをしっかりすれば雨を弾き、コマンドソールで悪路も楽々。しかもこのコマンドソール、全然減らない(´・ω・`)
ちょっと人に踏まれたくらいのキズなんて全然目立たないフルグレインレザー。
デニムにもスラックスにも、カジュアルにもある程度キッチリでもOK。
エイジング・・・されるのかな~。そういう意味では楽しみが少ない靴と言われてしまうかもしれませんが、10年20年と履きこんだ時にどんな顔になっているか、とても楽しみな靴であります。
今のところそれくらいの時間は全然履けるでしょうという感触です。今日も労いのブラッシングを忘れずに。
伴侶ってこういう存在じゃありませんか?
いつも一緒にいるからお互いに気遣いは最低限。言わなくても分かる的な。
存在自体が自分に馴染んでいて、誰かを思い出せば併せて一緒に思い出される的な。
それを身に着けていれば自分が安心する的な。
なんとなく、一番取りやすい位置に置いているもの的な。
マリオの赤い帽子とオーバーオール
ドラクエ勇者はロトの装備
クラプトンで言えばフェンダー
さかなクンの被り物・・
ミッキーとミニー
このTricker'sと、そんな関係になれたらな~と、心から願っています。
あ、もちろん妻とも。
改めてREGALのコスパがヤバいというお話
新年あけましておめでとうございます。
タイトルにもある通り、改めてREGALという靴ブランドのコストパフォーマンスが異次元だなと感じ、久々にブログを更新してみたいと思います。
こちらは昨年11月に買い足した新しいREGALのストレートチップ。価格は23,000円程度でした。こちらの靴の何が素晴らしいかと申しますと、『高く見える』。そして『高く見せる』為の手間が非常に少ない事が挙げられます。
最初は固めにも感じられる位しっかりとしたカーフレザーを使用しており、型崩れやヘタリに対して耐久性が高いと思います(まだ1ヶ月半くらいしか使用していないのでこの辺はまだ評価できる事ではありませんが)。
合成ラバーのアウトソールなので雨の日用にと購入したのですが、馴らしに何度か履きながら思ったのが、普段一軍で履いているバーカー(約6万)やスコッチグレイン(約4万)と大差無いなー。
これが普段カジュアルに合わせるウイングチップ等、意匠が入るデザインになるとまた評価は変わってくると思います。しかしトリッカーズの重厚感やコマンドソールも、チーニーの繊細さや美しい意匠も、サンダースのトレンドを巧く抑えた小洒落たミリタリー感も、ビジネスには必要ありません。
中にはストレートチップ等のシンプルなデザインだからこそ革の質やステッチ一つ一つまでこだわった物をという意見もあると思いますが、私はシンプルなデザインであればある程、綺麗に履いているか?の方が相手に与える印象は良くなると信じています。というのも、私が人の靴を見るときの基準がソレだからでもあります。
では、綺麗に見せるために何をしているの?という肝心な部分ですが、特別な事は全くしておらず、以前書いたように自宅に帰ってきて靴を脱いだ後、ブラッシング。湿気を逃がしたいので翌日朝にシューツリーを入れて靴箱へ。次に履くまで最低でも2日は中を空ける。週末クリームを入れて靴磨き。
これさえやっておけばどこに履いて行っても恥ずかしくない靴を保つことができます。更に時間があれば鏡面磨きを少々。こんなところですね。
因みに私は右足と左足で約1cmサイズが違う事がラコタハウスでのフィッティングで判明しました( ゚Д゚) なので右足と左足で革に皺が入る位置が大きく違います。右足の方が小さいので、隙間が空く分大きな皺が入りやすいのでしょうか。(よく考えたら全ての靴で右足の甲には大きな皺が入っている)
反対に左足にはキャップトゥの部分に皺が入る事が多いです。この場合キャップトゥの部分を鏡面磨きするとワックスが割れたりするので今現在は皺の入る部分を見極めしている所です。
何だかんだで大活躍しているので梅雨の前にはもう一足同じ靴が欲しいなと考えています。それまでに嫁さんのご機嫌ポイントを貯めなければ。。。
ビジネスシューズはどうしても何足かローテーション分が必要になります。高い靴を2足3足と買うのは僕と同じようなサラリーマンには厳しいと思います。とりあえずこちらのREGALを2足買ってみて、綺麗に履いてみてはいかがでしょうか?
Oliver Goldsmithは人をその気にさせるスイッチ
よくオン/オフと表現されますが、外出時に玄関で『よし、今日も頑張るか』とスイッチを入れてくれる物が眼鏡と時計、そして靴です。今日はその中の眼鏡にフォーカス。
こんにちは。皆さんは眼鏡をかけている人にどのようなイメージを持ちますか?
知的?冷静?嫌いな上司?
ジョニデ?それとものび太?
何となく世間一般的なイメージってあると思います。これが意外なところで効果を発揮する事があります。
私は10代の頃、アパレル店舗でアルバイトをしていました。アパレル店員って、人によっちゃあ近づいてきて欲しくない存在だったりします。勝手に見るからほっておいてよ!と。私もその考えには100%同意で、本当に買いたくて商品について知りたいことがあればお客さんから聞いてきてくれます。しかしそれでは店員は上司に怒られます。
お客様を無視してはいけません!というのが接客担当マネージャーの言い分。それを何とか黙らせたいと、常に思っていました。
そこで、試しに眼鏡をかけたんです。黒縁で地味なやつを。テレビで眼鏡をかけている営業マンの成績が良いというデータを紹介していたのをたまたま見て取り入れてみたら、すごい効果がありました。
それまで命令どおりにお客さんに声掛けをしていたのですが、眼鏡をかけ始めた日からお客さんから私に商品について、色々な質問してくれるようになったのです。もちろん販売成績は上がったのですが、何よりもうるさい接客マネージャーから怒られなくなったのが嬉しかったのを覚えています。
ここまでを読み返すと、胡散臭いHow To本みたいですが、要するにアパレル店員は見た目が大事ということですかね。昔から視力には自信があって、検査では一番小さい所を当てて即終了というのが自慢でした。
しかし眼鏡を一旦かけ始めると、眼鏡をかけた顔で覚えられます。すると、業務中は外せなくなって、結局は外出中は常にかけっぱなしになります。そこで常に着用するのであれば少しいい物をと思って購入したのがタイトルにもなっているOliver GoldsmithのVice Counsul-sという眼鏡。
イギリスの老舗メーカーで、かつてジョン・レノンやブライアン・ジョーンズも愛用していた歴史あるブランドです。私の好きな英国ファッションに雰囲気がとても合い、自身を演出するのに欠かせないエッセンスとなっています。
自身の見せ方に少し気を付けると思ってもないチャンスが巡ってくるかもしれません。絶対とは言えませんが、この投資は私にとっては非常に大きな実りとなって帰ってきた成功例の一つです。いつもと違う自分の演出、楽しいですよ👍
REGALのコスパに震える
Self Image Product
ご覧下さり、有難う御座います。パピータといいます。
今朝、そう、まさに2015年のクリスマスイブの朝、いつものように子供を幼稚園に連れて行きました。
今日は2学期(学校ではないので、学期というのは正しいのだろうか)の終業式(授業ではないので〜ry)で、担任の先生にご挨拶をした時の会話。
『主さんはいつもセンスの良いものを選ばれてますよね。お洋服にしろ持ち物にしろ…お母様方の間でも評判ですよ!』
なんて事を言われて次の幼稚園行事はいつだったかなと下心を積もらせておりました(ゲス)。すると…
『皆さん何処で買われているのか、どうやって選ばれているのか知りたがっていますよ。旦那さんにも勧めたいそうで』と、これまたうれしい事を言っていただきました。
『amazonでテキトーに選んでますよ』とサクッと会話を終わらせたい気持ちを抑えて、これって話のネタに出来ないかなー?なんて事を考えながら帰宅。
『じゃあブログで紹介したい』と考えました。
思えば10代の頃は服&音楽ヲタ、20代後半からは靴ヲタ、最近は仕事一辺倒で…自身の気分転換にもなれば一石二鳥。
都内から千葉→山梨→千葉→名古屋→福岡→山口→神奈川と転勤族です。
仕事もそれなりにやってはいるけれど、妻を養い子供2人を育てるのは大変(^_^;)でも…
超贅沢品じゃなくっても、自分の気に入ったものに囲まれて生活したい。そんな一般会社員のリアルな物欲記録です。同じような世代で頑張っている方の、モノ選びの参考になればこんなに嬉しい事はありません。
今後とも、宜しくお願い致します。